またひとつの道標

2月、Alternative Space and Hostel Center

(https://center-kanuma.net)でのレジデンス中に書いたnoteを、栃木に住んでいる従姉妹が読んで、「鹿沼に行ってきたよ」と知らせてくれました。

嬉しい気持ちと同時に、その日はCenterのオープン日ではなかったと聞き、せっかく来てくれたのなら、ちゃんと案内をしたいなと思い、今日、改めてCenterと鹿沼・銀座通りを一緒に巡る時間を作りました。

従姉妹と巡りながら、Centerで制作した作品が1Fショップに展示されている様子も見ることができました。

作品がそこに残り、キャプションが添えられているのを見ると、やっぱり嬉しい気持ちになります。また来ようと思える、ひとつの道標のように感じました。

ぜひCenterにも立ち寄った際は、作品を見てみてください!

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[作品情報]

Stela

71×46×16mm / 42×40×14mm

水彩、アクリル絵の具、ケント紙、麻紙、木工ボンド、麻の繊維、深岩石、鹿沼土、切花、綿布、蜜蝋、他

2025年

Centerレジデンスの記録

https://note.com/moeka_shimoura

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Center SNS 投稿から引用↓

ところで、下浦さんが寄贈してくれた小さな作品(pic.2)のタイトルをCenterが名づけるという宿題がありまして、ようやく決まりました!その名も「石」です(笑) 1Fにて常設展示します。

英語作品名 Stela

日本語作品名 石

実際に石(深岩石、鹿沼土)が使われていますし、下浦さんがここにいたという記録でもあるので、滞在時に案内した石碑(十九夜講、馬頭観音など pic.3)にも通じるのではないかとふと思いました。地元の人たちに大切にされながら、長い年月をかけて風景と同化するように佇む道端の石。十字で結ばれているので茶道の関守石(せきもりいし)にも見立てました。

※stelaは英語・ラテン語で(石)碑、記念碑の意味。

※関守石は立ち入り禁止の意味だが、それによって行先案内の意味も持つ